癒える傷跡 トンネル火災の「山陽道」黒焦げコンクリかなり消えた! 年末復旧へ「全力で作業中」

黒焦げコンクリかなり消えた!

火災発生から2か月

 トンネル火災の影響で、岡山・兵庫県境をまたぐ山陽道の播磨JCT~赤穂ICは、2か月たった今も通行止めが続いています。 9月5日に「尼子トンネル」で発生したこの火災では、トンネル内部のコンクリートが真っ黒こげになるなど「甚大な損傷」を受けました。現在、「焼けたコンクリート部分を削ぎ落して、あらためてコンクリートを打ち直す」という工事が行われています。通行止め解除のめどは「12月下旬」と発表されています。 西日本高速道路サービスホールディングスのSNSアカウント「iHighway 交通情報」では、この復旧工事のようすが刻々と投稿されています。11月に入った時点で、現場はすでに黒こげ状態とはほど遠く、きれいさっぱり焦げ目が削ぎ落された状態になっています。 火災前と比べてトンネル表面はボコボコに削られて「痛々しい傷跡」ではあるものの、最終的に新たにコンクリートが打ち直され、元のツルツルの表面へ戻っていきます。まずは焦げ目が撤去された箇所から、防水ネットが設置されていく段階としています。 コメントでは「突貫の復旧工事お疲れ様です。」「もうこんなに進んでる!」「ガンバレ~」「素掘りトンネルみたい」など多数の声が。同アカウントは「12月下旬の通行止め解除に向けて全力で作業中です!」と気合十分です。 あわせて、山陽道の通行止めの影響で、並行する下道の国道2号にクルマが流れ込み渋滞を引き起こすなど、頭の痛い状況になっています。9、10月の3連休中は特に渋滞が激しくなっており、NEXCO西日本では「中国道へ迂回すればポイント還元」といったキャンペーンも開始。引き続き「広域う回にご協力をお願いします」と呼びかけています。

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