ユヴェントス、賭博違反で7カ月出場停止のMFファジョーリと契約延長か…給与も増額?

 ユヴェントスがイタリア代表MFニコロ・ファジョーリとの契約延長を検討しているようだ。10月31日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 現在22歳のファジョーリはボランチや攻撃的MFを主戦場とするプレーヤー。ユヴェントスの下部組織出身で2021年1月にトップチームデビューを果たした。徐々に出場機会を増やすと、昨シーズンは公式戦37試合の出場で3ゴール5アシストを記録。今シーズンもここまでセリエAで6試合に出場し1アシストをマークするなど中盤の主力として活躍していた。

 そんなファジョーリをめぐっては、違法なオンラインプラットフォームを通じた賭博に関する疑惑が浮上し、トリノ検察やイタリアサッカー連盟(FIGC)の捜査対象に。現地時間10月17日には、FIGCおよび検察当局はサッカーイベントへの賭博を禁止する項目に違反したとして、同選手に12カ月間の出場停止処分を科すことを発表した。1万2500ユーロ(約200万円)の罰金に加え、ギャンブル依存症を克服するためのリハビリ施設に通うことでそのうちの5カ月は減刑され、実質的な出場停止期間は7カ月間となったものの、今シーズンの大半を欠場することが決定している。

 処分確定後には公式声明にてファジョーリへのサポートの意思を明確にしていたユヴェントス。今回の報道によると、2026年6月末までとなっている同選手の契約期間を2028年6月末まで延長するべく動いているという。すでに大半の作業が完了しており、残すは契約書へのサインと公式発表のみとなっているようだ。なお、契約延長に際し、給与も増額となる可能性が高いと報じられている。

 困難な時期を過ごすファジョーリだが、クラブ側は一貫してサポートの姿勢を強調しているようだ。

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