経産省若手プロジェクトメンバー、定年後の活動をクールシニアと議論

元気でポテンシャルの高いシニア(=クールシニア)で構成され、心豊かな未来を創る目的で活動する日本クールシニア推進機構。
同機構が8月29日、経済産業省「次官・若手プロジェクト」と連携し、今年5月に発表し話題となったレポート「不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」を基に第2回目となるワークショップを開催しました。

当日は、東京都千代田区の経済産業省別館にて経産省メンバーとクールシニア会員の計24名が参加。
「人生100年時代のシニアの付加価値労働主体への変革に向けて」というテーマを掲げ、超高齢社会を迎えている現在の課題に向き合いグループワークを行いました。

グループワークはA~Eの5つ、それぞれのグループに経産省メンバーとクールシニア会員が振り分けられ、各グループで全員が意見を出し合い、グループ代表者が全員の前で発表する形式。
3回に分けられたグループワークでは、
1.学び直しをするためには
2.企業側はどのような環境を整えるべきか?
3.中年世代から準備しておくべきことは何か?
の3つの議題が投げかけられました。

クールシニア会員は、大手企業OBから主婦の方まで幅広く、経産省メンバーと共に忌憚なく、それぞれが感じる課題と解決策を出し合いました。

中でも今回のグループワークで熱い議論を呼んだのは、定年後の労働に関する課題。
過去の制度を踏襲する企業が多い中、ベンチャー企業などに見られる年齢制限による役職規定の廃止や副業の推奨、また他社を含めた人材交流の場を活発化させるなど、新たな時代に合った働き方を提案することにより、定年後に活かせる知見を増やすことが重要であるとの議論が交わされました。

日本クールシニア推進機構は同様の取り組みの他、シニア向け商品の開発や学びを軸としたコミュニティ”SACみなと大学”など、企業・クールシニア・地域を繋ぐことによりシニアの活躍の場を広げる活動を行っています。
クールシニアの活躍により心豊かな未来社会の実現を目指す同機構の活動に、多くの企業が注目しており、今後の活動に期待が高まります。

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日本クールシニア推進機構 https://cool-seniors.org/
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