ロシア「制裁ノーダメージです」旅客機パーツを「国産化」いよいよ出荷開始へ

制裁を受けるロシアの意地?

性能の高さを強調!

 ロシア国営企業であるロステックは傘下のKRETが、双発中短距離ジェット旅客機であるイルクート MS-21(ロシアでの型番はMC-21)のアビオニクスを純ロシア製にした最初のセットを出荷したと2023年10月27日に発表しました。

 現在量産に向けて各種のテストが進行中である同機のパーツに関しては、2014年2月ウクライナ騒乱や、2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻による西側諸国の経済制裁の影響により、海外製の部品調達が困難になったことから各部の国産化が進められていました。 新たに納入される機体では、油圧、燃料、慣性、防氷システムおよび、防火システム、空調、速度測定、その他のアクチュエーターを制御できるリモートコントロールを国産化。また、 操縦室内の照明設備も床照明や一般照明、信号表示器などまで完全国産化を実施したということです。 ロステックはアビオニクスが完全に国産製になったことについて「国産のアビオニクスは外国製の類似品に比べて決して劣っていない」とアピールしています。 なお2023年現在、国産向けのMC-21は初飛行を終えており、輸入型のMS-21に関しては2023年末中には初飛行を行う計画のようです。

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