
ラ・リーガ第11節が27日に行われ、ジローナとセルタが対戦した。
今季、魅力的なスタイルで結果を残し、ラ・リーガに旋風を巻き起こしているジローナ。セルタ戦では、いまやビッグクラブが注目する存在となっているスペイン人DFアルナウ・マルティネスやブラジル人FWサヴィオ・モレイラ、経験豊富なオランダ代表DFデイリー・ブリントらが先発出場した。一方、セルタはスペイン代表FWイアゴ・アスパスやコートジボワール代表FWジョナタン・バンバらがスタメンに名を連ねた。
前半、ジローナはセルタの堅守速攻に手を焼き、なかなかチャンスを作りさせない。だが、スコアレスで迎えた後半は徐々にゴール前でのプレーを増やし、得点の雰囲気を漂わせる。すると、ドロー決着も見えてきた90+1分、ベネズエラ代表MFヤンヘル・エレーラがペナルティエリア外から右足を振り抜いて強烈なシュートをゴールに突き刺し、これが決勝点に。ジローナが1-0でセルタを下してリーグ戦3連勝を飾り、暫定首位に再浮上した。
なお、28日にはバルセロナとレアル・マドリードによる“エル・クラシコ”が行われる。レアル・マドリードは2位、バルセロナは3位につけており、ジローナとしては両クラブにプレッシャーをかける勝利を手にしたことになる。
次節、ジローナは11月4日にアウェイでオサスナ、セルタは同日にホームでセビージャと対戦する。
【スコア】
ジローナ 1-0 セルタ
【得点者】
1-0 90+1分 ヤンヘル・エレーラ(ジローナ)