
『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023』が13日に開催され、日本代表はカナダ代表を4-1で下した。
毎熊晟矢(セレッソ大阪)は右サイドバック、終盤はポジションを一つ前に上げて2列目もこなし、先発フル出場を果たした。毎熊は9月のトルコ代表戦でデビューを飾り、これが国内での初陣。ゴール裏のファン・サポーターからは愛称の「マイク!」コールが鳴り響き、「アップの時に聞こえてきて、ビックリしました。やってやるぞという気持ちになりました」と振り返る。
サイドで対峙したのはドイツ王者バイエルンでプレーするアルフォン・デイヴィス。スピード自慢のウイングバックと対面した。「試合前から対峙する選手は要注意と分かっていました。気持ち入れて入りましたが、前半は守備の間合いや攻撃のビルドアップでのミスと、課題だらけでハーフタイムで交代させられてもおかしくない内容でした」と反省の弁を述べる。続けて「後半は守備で感覚を少しずつ取り戻して、抑えられた部分もありました。攻撃でもなかなか自分の良さが出せなかった。一試合を振り返ると課題は多かった」と総括した。
デビュー戦では前半45分のみのプレーとなったが、2つのポジションをこなして初のフル出場。「強度は全然違いますし、きつかった部分もあります。前回は45分だったので、フルタイムは一つ収穫かなと思います」と前を向いた。
カナダ代表との一戦を終えてた日本代表は、17日にノエビアスタジアム神戸にて『キリンチャレンジカップ2023』チュニジア代表戦に臨む。