
バルセロナは2日、スペイン代表FWラミン・ヤマルと新契約を締結したことを発表した。
新たな契約期間は2026年6月30日までの約3年間で、契約解除条項は10億ユーロ(約1580億円)に設定された。なお、ヤマルにとっては自身初のプロ契約締結となっている。
2007年7月13日生まれで現在16歳のヤマルは、6歳で地元の名門バルセロナの下部組織に入団。“ラ・マシア”きっての逸材として注目を集めると、今年4月にクラブ史上最年少記録となる15歳と290日でトップチームデビューを飾った。また、8月20日に行われたラ・リーガ第2節のカディス戦では、21世紀におけるラ・リーガの最年少先発出場記録を更新。今シーズンはここまで公式戦9試合に出場し2アシストをマークしている。
また、先月8日に行われたEURO2024予選・グループA第5節のジョージア戦(7-1○)では、44分の途中投入で記念すべきスペイン代表デビューを飾り、74分に左足の巧みなコントロールショットで初ゴールもマーク。「16歳と57日」での国際Aマッチデビュー及び初ゴールは、いずれもスペイン代表の史上最年少記録となっている。
なお、16歳のヤマルは法律の規定により3年間を超える契約を締結することができないため、バルセロナは同選手に“最長期間”を提示したこととなる。スペイン紙『マルカ』が報じたところによると、ヤマルが成人年齢に達する2025年7月のタイミングで契約期間はさらに延長される可能性が高いとのこと。すでに代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏とは、2030年6月末までの契約期間で概ね合意に達しているとも報じられている。
【動画】“神童”ラミン・ヤマルの圧巻プレー