苦戦が続くチェルシー&マンU…プレミアOBのネヴィル氏は両指揮官を擁護「非常に困難で…」

 かつてマンチェスター・ユナイテッドで長く活躍した元イングランド代表DFガリー・ネヴィル氏が、プレミアリーグで苦しむ2つの名門クラブについて言及した。10月1日、イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。

 間も無く開幕から2カ月が経過する2023-24シーズンのプレミアリーグ。昨シーズンの“3冠王者”マンチェスター・シティは、直近の第7節こそウルヴァーハンプトン(ウルブス)に敗れたものの、ここまで6勝1敗の勝ち点「18」で首位をキープ。また、トッテナムとアーセナルは5勝2分と未だ無敗をキープしており、復権を期すリヴァプールも5勝1分1敗とまずまずのスタートを切っている。

 対照的にマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーは苦戦が続いている。エリック・テン・ハフ体制2年目を迎えた前者は、リーグ戦7試合を終えて既に4敗(3勝)と成績が低迷。過去34年間で最悪のシーズンスタートを切っている。また、マウリシオ・ポチェッティーノ新監督を迎えたチェルシーも、ここまで6試合を消化し1勝2分3敗・勝ち点「5」の暫定15位に沈んでいる。

 “ビッグ6”にも数えられ、数多くの有力選手を擁していながら、なかなか状態が上向かないマンチェスター・ユナイテッドとチェルシー。現在は解説者としても活躍中のG・ネヴィル氏は自身の公式X(旧:Twitter)にて、『日曜日の意見』と題して両クラブの状態について言及。低迷の原因について持論を展開したうえで、指揮官を擁護した。

「チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが現在のような状況になったのは、文化的な問題と混乱のせいだ。ETH(テン・ハフ監督)とMP(ポチェッティーノ監督)は、非常に困難でやりがいのある環境で働く優れたマネージャーだ。上を見るんだ!」

 今週末に予定されている第8節の終了後は、インターナショナルウィークによる約2週間の中断に入るプレミアリーグ。“悩める名門”は調子を取り戻すことができるだろうか。

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