ついに完成! 福井~岐阜を最短直結「冠山峠道路」開通は11月19日 最凶の峠越え難所をトンネルで一気に通過

ついに開通日が発表されました。

少しずつ確実に前進中

 国土交通省 福井河川国道事務所は2023年9月29日(金)、福井・岐阜県境で整備中の「冠山峠道路」について、開通日を11月19日(日)17時と発表しました。 福井県南越前町と岐阜県大垣市を最短距離でむすぶ国道417号ですが、一番の最難所が未開通部の「冠山峠」です。既存の林道部分は半年間にわたり冬季通行止めで、急勾配・急カーブが延々とつづく山道です。 ここを2本の長大トンネルにより一気に抜けていくのが「冠山峠道路」の事業です。 2003(平成15)年に事業化し、20年の月日をかけて、ようやく開通を迎えます。 今回、トンネルや橋梁の名前も正式決定。一番長いトンネルは「冠山トンネル」(延長4.8km)、二本目が「塚宮ケ原トンネル」(1.2km)、橋梁は南から品谷橋(ひんたにばし)、シタ谷1号橋~5号橋、足羽源流橋となります。 福井~岐阜の両県をつなぐルートは、山道ばかりで快適な道路が皆無でした。北側では「大野油坂道路」が整備中で、2026年に東海北陸道までつながります。そして南部では、大垣・岐阜方面への最短ルートの走行困難地点が、ようやく解消されます。

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