
マンチェスター・ユナイテッドに所属するモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトが、新天地での初先発出場試合を振り返った。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在27歳のアムラバトは今夏の移籍市場最終日にフィオレンティーナからのレンタル移籍でマンチェスター・ユナイテッドに加入。ケガにより、新天地でのスタートは遅れたが、23日に行われたプレミアリーグ第6節のバーンリー戦で途中出場を果たし、新天地デビューを飾ると、26日に行われたカラバオ・カップ3回戦のクリスタル・パレス戦では初スタメンを飾った。
ケガ人が続出しているチーム事情もあり、本職の中盤ではなく、左サイドバックでの出場となったアムラバトだが、61分までプレーし、3-0での勝利に貢献した。試合後、同選手は「完璧な夜になった。僕たちはいいプレーをしたし、最も重要なことは3-0で勝利したことだ」と待望の先発出場に喜びを語った。
「僕は子どもの頃から人生を通してこのために努力してきた。ここでプレーできたことは信じられないことだし、素晴らしいことだ。監督にはゴールキーパーでもどこでも、必要なところで起用してくれと伝えていた。今日は左サイドバックだったけど、自由に中盤に入る役割も与えられていた。ボールを触っているのが好きだ。もちろん、サイド際でプレーする左サイドバックではないので、チームに追加のオプションを与えようとした」
「とてもいいパフォーマンスで、重要な結果だ。バーンリーを下して個性を見せた。ファンには楽しんでもらいたいので、これが続いていくことを願っている」
なお、負傷から復帰したばかりであることから、「ベストな状態ではない。ちょっとしたケガのせいで完璧なプレシーズンを送れなかったのだから、それは普通のことだ」と認めたアムラバトだが、今後への意気込みも口にした。
「できるだけ早くコンディションを整えるためにここ2〜3週間、一生懸命トレーニングしてきた。プレーすればするほど、よくなっていくと思う。今日は1時間だったから、次はもう少し出場したいね」
「簡単な時期ではなかったが、ここは巨大なクラブであり、勝つことが求められている。プレッシャーは大きいが、僕たちはそれを望んでいる。監督は毎日勝たなければならないと言う。それを僕たちも望んでいるし、毎日一生懸命取り組んでいる」