
アトレティコ・マドリードの主将MFコケの戦線復帰が近づいているようだ。11日付でスペイン紙『アス』が報じている。
先月14日に行われたラ・リーガ開幕節でグナラダと対戦し3-1で勝利すると、その後も1勝1分(1試合未消化)の滑り出しを見せているアトレティコ・マドリード。一方で、同試合では主将MFコケが筋肉系の違和感により途中交代を余儀なくされていた。
第2節以降は招集メンバーから外れていたコケだが、戦線復帰が近づいているようだ。『アス』によると、クラブ側は同選手の復帰について慎重を期しているものの、この1週間の経過観察次第では、21日のチャンピオンズリーグ開幕節ラツィオ戦、あるいは24日のラ・リーガ第6節レアル・マドリード戦で復帰する可能性があるとのこと。ただし、優先されるのは“一刻も早く復帰する”ことではなく、“適切な回復を遂げる”ことで、ディエゴ・シメオネ監督も再発を防ぐことを望んでいると報じている。
また『アス』は、改めてコケの重要性を強調。「彼がチームに与えるリーダーシップと安心感は、これから始まるような厳しい試合には必要不可欠なものだ」としつつ、「昨シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージのラスト2試合でコケを欠いたアトレティコが最初の関門で脱落したように、カピタンの負傷がネガティブなものを与えてきた」と指摘している。
果たして、コケはどのタイミングで復帰することになるのだろうか。