ローマ、イラン代表FWアズムン獲得に迫る…買取OP付きレンタル移籍へ

 ローマが、レヴァークーゼンに所属するイラン代表FWサルダル・アズムンの獲得に迫っているようだ。24日、イタリアメディア『メディアセット』や同『フットボール・イタリア』などが伝えている。

 現在28歳のアズムンは、ルビン・カザン、ロストフなどロシアのクラブでプレーした後、2019年2月にゼニトへ移籍。ゼニトでは在籍3年間で104試合に出場し、62得点17アシストを記録した。国内リーグ3連覇に貢献し、2019-20シーズンはリーグ得点王、20-21シーズンにはロシアサッカー連合(RFU)の年間最優秀選手賞に輝いた。また、イラン代表でも69試合出場で通算42得点という数字を残している。

 2022年1月に当初の予定よりも半年早くレヴァークーゼンに加入。しかし、2022-23シーズンは公式戦33試合出場で4ゴール4アシストを記録するにとどまるなど、思うような成績は残せず。現行契約は2027年6月30日までとなっているものの、今夏の退団を希望していることが噂されている。

 そんなアズムンには複数クラブが関心を寄せていたなか、報道によると、ローマがレヴァークーゼンと合意に達したという。すでに同選手はローマに到着したことが明らかになっており、25日にメディカルチェックを受ける予定になっている模様で、発表は時間の問題になっているようだ。

 また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏もローマがレヴァークーゼンと口頭合意に達したとして、移籍形態はレンタル移籍となり、契約には1200万ユーロ(約19億円)の買い取りオプションが付随していることを伝えている。なお、フルアムも獲得を狙っていたものの、最終的にはジョゼ・モウリーニョ監督の存在がローマ移籍の決め手になったと見られている。

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