常磐線の特急「ひたち」車両が平塚直通へ 「新色」E653系も本格稼働？

再びE657系が品川以南直通。

首都圏4方向＋仙台から勝田駅への直通列車を臨時運行

　JR東日本は2023年8月24日（木）、秋に運転する臨時列車を発表。10月に平塚、高尾、大宮、君津、仙台から「国営ひたち海浜公園」の玄関口となる常磐線・勝田駅まで直通する臨時列車が運行される予定です。

「海浜公園コキア平塚号」と仙台発着の「ひたち92号」はE657系、「海浜公園コキア高尾号」「海浜公園コキア大宮号」「海浜公園コキア君津号」はE653系で運転されます。　E657系は通常、常磐線特急「ひたち」「ときわ」で使用されており、夏の臨時列車「伊東按針祭花火大会号」で営業列車として初めて品川以南に乗り入れました。「海浜公園コキア平塚号」で再び品川以南に直通することになります。　E653系は常磐線特急としてデビューし、後継となるE657系の増備で新潟地区に転属しましたが、1編成が首都圏臨時列車用として常磐線の勝田車両センターに戻ることが先日発表されています。この車両は、かつての常磐線特急「フレッシュひたち」のカラーリングをベースにした水色の新色となります。ちなみに、勝田車両センターには、新潟地区から出戻ってきた編成が既にあり、こちらは「国鉄色」に塗装されています。