
アタランタに所属するコロンビア代表FWドゥバン・サパタに、フルアムが関心を寄せているようだ。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在32歳のサパタは、2008年に母国であるコロンビアのアメリカ・デ・カリでプロデビューを果たした。その後は、アルゼンチンのエストゥディアンテスでのプレーを経て、2013年にナポリへと加入。しかし、当時の絶対的なエースであった元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン氏の牙城を崩せず、ウディネーゼとサンプドリアへのレンタル移籍を経験した。
2018年からアタランタに活躍の場を移すと、移籍初年度からリーグ戦37試合の出場で23ゴールを記録するなど、クラブ初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得にも貢献。同クラブでは公式戦通算190試合出場で81ゴール43アシストを記録している。
そんなサパタにはフルアムが関心を示している模様で、報道によると、今夏の移籍市場でアル・ヒラルへと移籍したセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチの代役として、サパタ獲得を希望しているという。
現時点で交渉の進展具合は明らかになっていないものの、ローマがレヴァークーゼンに所属するイラン代表FWサルダル・アズムンの獲得に迫っていることで、サパタ争奪戦から撤退したこともあり、フルアムが獲得できる可能性が浮上しているようだ。
また、フルアムは移籍期間終了までに最大5人の選手と契約を結ぶ可能性がある模様で、サパタに加え、ウインガー、サイドバック、中盤、退団が噂されるイングランド人DFトシン・アダラビオヨの代役となるセンターバックの補強を画策していると見られている。
トッテナムに所属するイングランド代表DFエリック・ダイアーや、レスターに所属するベルギー代表DFティモシー・カスターニュらとも交渉中であると報じられているフルアムだが、果たしてサパタ獲得は実現するのだろうか。