89分でラウンド完了!? ウェズリー・ブライアンの“速すぎる”2017年「BMW選手権」最終日

米国男子ツアーは、レギュラーシーズンが終了し、プレーオフシリーズに突入。松山英樹が第1戦「フェデックス・セントジュード選手権」の最終日に猛チャージで第2戦「BMW選手権」への出場権をゲットするなど、今季も盛り上がりを見せている。「BMW選手権」の開幕が間近に迫るなか、米国男子ツアー日本版公式インスタグラムにて“速すぎる”ラウンド動画が公開された。
この動画に映っているのは2017年の「BMW選手権」最終日の出来事。3日目終了時点でトータル6オーバーで最下位となっていたウェズリー・ブライアン(米国)は、ダニー・リー(ニュージーランド)が初日に棄権して69名となっていたため、最終日を1人だけでラウンドすることになった。

トップスタートしたブライアンは、パターを打ったらすぐに歩き出したり、やや危険だがクラブを投げ合ってキャディと受け渡したりと、超ハイペースでラウンド。なんと1時間29分という驚異的な速さで最終日を終えたのだった。この記録は非公式ながらも、米国男子ツアーの最速ラウンドとされている。

ちなみに、17年大会は7198ヤード(約6.5km)のセッティング。歩くだけでこれくらいの時間がかかってもおかしくない距離だ。歩きに加えて、ブライアンはショットにパットにと神経を使い、キャディはほぼ休みなしで担ぎ続けなければいけない。2人が18番を終えた直後に仰向けに寝転がっている姿を見れば、どれだけタフだったか伝わってくる。

さらに関心するのは、ブライアンが3バーディ・1ボギーの「69」をマークしたこと。奪ったバーディはすべて後半という超人ぶりだった。ラウンドを終えた2人には、ギャラリーから労いの拍手が送られていた。

externallink関連リンク

「BMW選手権」初日の組み合わせ 20年大会のリベンジに燃えるローリー・マキロイ しかし練習ラウンドでは家族からの電話にデレデレ?  3年前にV争いの地は好相性 土壇場の松山英樹、最終戦進出のシナリオは? キーワードは『3』 ウッズ以来の“3”週連続V目指す43歳、12年ぶりの同一大会“3”連覇狙う21年王者 逆転での最終戦出場を狙う松山英樹が13番手に選出 予想トップはR・マキロイ
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)