松山英樹は後半「40」と崩れてプレーオフ敗退危機 L・グローバーが2週連続Vに王手

<フェデックス・セントジュード選手権 3日目◇12日◇TPCサウスウィンド(米テネシー州)◇7243ヤード・パー70>
 
米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第1戦、「フェデックス・セントジュード選手権」は3日目の競技が終了。10年連続の最終戦出場を目指す松山英樹は、6バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「70」と伸ばせず、トータル4アンダー・38位タイで最終日に向かう。
 
松山の6バーディはすべて前半に獲ったもの。「30」のチャージでトータル9アンダーまで伸ばしたが、10番でボギー、11番パー3ではティショットを池に入れてダブルボギー、13番でもボギーと4ホールで4つ落としてしまう。最終18番もボギーとして後半は「40」。前半と後半で別人のようなゴルフとなってしまった。
 
このままの順位では、フェデックスカップ・ランキングは57位のまま動かない見込みで、次戦の「BMW選手権」に進出できる同ランキング上位50位までにはポイントが足りない。10年連続となる最終戦の「ツアー選手権」出場(BMW選手権を終えて30位まで)を前に、プレーオフ敗退の危機を迎えている。
 
大会は先週の優勝でプレーオフシリーズに滑り込んだルーカス・グローバー(米国)がトータル14アンダーで首位を堅守。2週連続Vに王手をかけている。プレーオフシリーズでは通常大会の4倍のポイントが得られるため、このまま勝てばフェデックスカップ・ランキングは49位から3位に浮上する見込み。
 
1打差のトータル13アンダーでテイラー・ムーア(米国)、トータル12アンダー・3位にはトミー・フリートウッド(イングランド)がつけている。
 
そのほか、2年連続4度目の年間王者を目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)はトータル9アンダー・6位タイ、フェデックスカップ・ランキング2位のスコッティ・シェフラー(米国)はトータル6アンダー・23位タイ、同ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)はトータル3アンダー・42位タイで最終日に進む。

externallink関連リンク

フェデックス・セントジュード選手権 3日目の成績 松山英樹 今季成績をおさらい 松山英樹は57位でプレーオフシリーズへ 最終戦に出場するには? 勝みなみは? AIG女子オープン 3日目の成績 “秒単位”で変わる風に対応 畑岡奈紗がメジャー3戦連続の優勝争いへ「何が起きるか分からない」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)