2週連続8アンダー首位発進に小祝さくら節炸裂! 「試合前日は気が重くなるけど、今週はそれがなかった」

<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日◇11日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6702ヤード・パー72>
 
小祝さくらが前週「北海道meijiカップ」に続いて、初日を首位で終えた。スコアは奇しくも同じ8アンダー。前週は2日目以降伸ばしきれず、結果3位タイに終わったが、今大会では今季2勝目、ツアー通算10勝を目指す。
「アイアンショットがしっくりこないなかでもパットが入ってくれました。グリーンの読みづらさはありましたが、ミスしても入ってくれたラッキーもありました」と振り返ったように、前週は3日間の平均パット数『27』と良い数字だったが、初日はそれを上回る『24』を記録した。
 
パターを吊る意識でヒール側を少し浮かせて構えることで、修正したという。今週は「パット勝負という感じ。スコアが出ているので伸ばし合いになると思います。しっかりパターを調整して頑張ります」と、9バーディ奪取の勢いにも油断はない。
 
たった1つ叩いたボギーは3番パー3。ピンまで実測182ヤードで、グリーン手前に池があるホール。そこでティショットを池に入れた。「実は池は視野にも入っていなくて、こんなところに池があったんだって感じで笑えてきました。ナイスボギーでした」と小祝らしいメンタリティで、スタートの1番、2番で獲った連続バーディの流れを切らさなかった。
 
どう考えても、目に入らないはずもない池である。さすがツアーでも指折りの天然娘。そして、小祝節はさらに続いた。
 
「毎週、もう試合なのかという感じで前日を迎えて気が重くなるんですが、今週はそれがなかったんです。なんかいつもと違って、試合という感じがしなくて。なぜかわからないんですが、練習ラウンドの日みたいな…。それがよかったのか、リラックスしてプレーできました」
 
「北海道より涼しい」と評した軽井沢町の気候のおかげなのだろうか、欲も緊張もない小祝らしいフラットなメンタルで残り2日間に挑む。(文・河合昌浩)

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