
<フェデックス・セントジュード選手権 2日目◇11日◇TPCサウスウィンド(米テネシー州)◇7243ヤード・パー70>
米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第1戦、「フェデックス・セントジュード選手権」の2日目の競技が終了。10年連続の最終戦出場を目指す松山英樹は3バーディ・2ボギーの「69」で、トータル4アンダーは15位タイから30位タイに順位を下げている。
松山は出だしの1番でボギーが先行する苦しい展開。3番パー5で1つ獲り返したが、6番でボギーが来て前半はスコアを1つ落として折り返す。後半に入って、14番パー3、16番パー5で2つのバーディを重ねて、2日連続のアンダーパーで2日間を終えた。それでも首位との差は6打に開いた。
このままの順位では、フェデックスカップ・ランキングは57位から動かない見込み。次戦の「BMW選手権」に進出できるのは50位まで。残り2日間で巻き返して、10年連続となる最終戦の「ツアー選手権」出場(BMW選手権を終えて30位まで)に望みをつなぎたいところだ。
2日目を終えてトータル10アンダーでトップに立ったのは、前週優勝してプレーオフシリーズに滑り込んだルーカス・グローバー(米国)。1打差のトータル9アンダー・2位でジョーダン・スピース(米国)が追う。トータル8アンダー・3位タイグループには、トム・キム、
イム・ソンジェ(ともに韓国)、トミー・フリートウッド(イングランド)、テイラー・ムーア(米国)、エミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)の5人が続く。
また、2年連続の年間王者がかかるローリー・マキロイ(北アイルランド)、そして世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)はトータル7アンダー・8位タイ。初日に「73」と出遅れたフェデックスカップ・ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)は、2日目に「67」で回り、トータルイーブンパー・51位に順位を上げている。