
インテルは、ウェストハムに所属するイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカに関心を寄せているようだ。8月1日、イギリス紙『デイリーメール』が報じている。
今夏にストライカーの補強を目指しているインテルは、かねてからチェルシー所属のベルギー代表FWロメル・ルカクの完全移籍での獲得に向けて交渉に臨んでいた。しかし、同選手がユヴェントスと接触していることが明らかになると、インテル側はこれに不満を募らせ、獲得交渉からの撤退を決断した。
ターゲットの変更を余儀なくされたインテルは、ルカクの“代役”として今夏にアーセナルに復帰した22歳のアメリカ代表FWフォラリン・バログンをリストアップ。昨シーズンはレンタル先のスタッド・ランスで22ゴール3アシストという見事な成績を残した同選手だが、その去就は依然として不透明となっており、今夏の移籍市場での売却の可能性も報じられている。
しかし、今回の報道によると、バログンの獲得交渉に臨んでいるインテルはアーセナルから5000万ポンド(約91億円)を要求されており、交渉は難航しているという。そこでインテルはターゲットをスカマッカに変更する模様で、1700万ポンド(約32億円)を準備しているようだが、果たして交渉を成立させることはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。