国道1号バイパス新アクセス路は「日本のEVの命運を握る道路」? 湖西市街と直結「バッテリーロード」9月開通

工場の新アクセス路です。

トヨタ系の新バッテリー工場アクセス路「バッテリーロード」

 静岡県湖西市で2023年9月30日、市街地から海沿いの国道1号「浜名バイパス」へ通じる新たな道路が開通します。愛称は「バッテリーロード」。トヨタ系の新たな車載バッテリー工場を核とした工業団地へのアクセス路です。

 新規開通する道路は、東海道新幹線の南側の丘陵地を貫き、浜名バイパスの大倉戸ICへ通じます。延長はおおよそ2km。まっすぐ北上すれば湖西市役所で、東海道本線沿いの市街地と国道1号バイパスとのアクセスも向上します。 東海道新幹線南側の丘陵では現在、トヨタ車の車載用バッテリーを製造するプライムアースEVエナジーが、同社最大となる新工場「新居工場」を建設中。東京ドーム6個分に及ぶ敷地全体が「KOSAI Battery Park(バッテリーパーク)」と命名されており、新道路の愛称もそれにちなみます。 新工場はトヨタのEV(電気自動車)の拡大を見越した戦略の一環。2024年度中の稼働予定です。

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