イギリスの軍用車 57%しか国産でないことが明らかに しかも過半数割れの要因になる車両が続々!

6割近く維持しているが…。

ボクサーが未カウントの状態

 イギリス下院において現地時間の2023年7月21日、同国陸軍が運用している軍用車のうち、戦車を除く軍用車両で自国製が占める割合が57%程度であることが明らかとなりました。

 これは、イギリス下院のジョン・ヘイズ議員が開示された国防省の資料に関してジェームズ・カートリッジ国防調達担当大臣に質問を求めた際に明らかになったことです。 資料によると、2010年以降にイギリス陸軍が購入した軍用車両のうち、国産のものは、フォックスハウンド装甲車400台、ジャッカル高機動車195台などで計1089台です。対して国外メーカーの車両は、シンガポール製のブロンコ全地形追跡キャリア100台、アメリカ製のクーガー(イギリスではマスティフ)装甲車193台など831台でした。  輸入車の割合は43%ということで、まだ国産軍用車が過半数を占めますが、実はこの資料では、ドイツとオランダで共同開発されたボクサー装輪装甲車が試験運用のために納入された4台しかカウントされていません。同車両をイギリス陸軍は最終的に623台購入予定のため、長期的にみると国産車両の割合が過半数を切る可能性は高いと思われます。

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