カワサキ製のC-2敗れる 豪空軍の次期輸送機C-130Jに決定 決め手はなんだったのか?

やはり実績は強い…。

豪空軍は20機を購入予定

 オーストラリア政府は現地時間の2023年7月23日、アメリカのロッキード・マーチンからC-130J「スーパーハーキュリーズ」を20機購入することを明らかにしました。

 購入金額は約98億オーストラリアドル(約9300億円)になる予定で、1990年代から運用している12機の同型機と置き換える方針です。最新型のC-130Jは電子戦の能力などが向上しているそうで、納入は2027年から行われるそうです。 オーストラリア軍の次期輸送機候補には、自衛隊が使っている川崎重工業製のC-2、エアバスA400M、エンブラエルC-390「ミレニアム」もあがっていましたが、パット・コンロイ国防産業相は同機を選定した決め手について「我が国が将来直面するであろう幅広い課題に対応するための機能以上の能力を最新鋭の130Jは持っている」としました。 また、他の競合機にはない、同空軍での圧倒的な実績もやはり選定の理由になったようで、コンロイ国防産業相は「国防軍にとって重要な能力であるだけでなく、国家にとっても重要な能力である。全国の山火事や洪水の緊急事態、新型コロナウイルス感染症のパンデミック下での地域への重要物資の配送、20年以上にわたる平和維持活動の支援など、これまで、そしてこれからも重要な資産であり続けるでしょう」と述べたそうです。

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