クラシコを制したシャビ監督「レアルは世界で最もフィジカルが強い」…デンべレの去就にも言及

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、29日に行われたプレシーズンのレアル・マドリード戦を振り返りつつ、移籍が噂されるフランス代表FWウスマン・デンベレの去就にも言及した。同日、スペイン紙『スポルト』がコメントを伝えている。

 プレシーズンツアーでアメリカを訪れているバルセロナは現地時間29日にテキサスでレアル・マドリードと対戦。ラ・リーガ2強による激戦必至の“エル・クラシコ”がアメリカの地で開催された。バルセロナは15分にデンべレのゴールで先制に成功すると、試合終了間際の85分に途中出場の20歳フェルミン・ロペス、90+1分にフェラン・トーレスがゴールを決めて3-0で勝利を収めた。

 試合後の記者会見に出席したシャビ監督は「互角の試合となった。多くの瞬間、私たちはボールを保持することを楽しんだ。レアル・マドリードというライバルとの対戦はとても重要だった。現時点でレアルは世界で最もフィジカルが強いチームだと思う。だから、時にはボールを持てたこともあれば、苦しんだこともあった。我々はスーパーな試合ができたわけではないし、改善すべき点もあった」と試合を振り返った一方で、“エル・クラシコ”で勝利を飾れたことについては「素晴らしい試合を見せられたので満足しているよ」と喜びを露わにした。

 また、この試合で先制点を記録したデンベレはバルセロナとの現行契約が2024年6月30日までとなっており、パリ・サンジェルマンが獲得に関心を寄せているとも報じられている。そんなデンべレについても言及したシャビ監督は「彼は世界最高の選手になる可能性を秘めている。私にとって彼はとても重要だ。ここで幸せを感じ満足しているように見えるし、私に自信を与えてもくれる。しかし、私たちは移籍市場をコントロールすることはできない。選手が決断することだ。しかし、彼は本当にうまくフィットしていると思う。他とは非常に異なる選手だよ」と賛辞を送りつつ、去就については明言を避けた。

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