汗の臭いがアンモニア臭い人は内臓機能が低下している可能性が!

わたしたちは誰もが汗をかいていますが、人によってその汗の臭いがアンモニアのような臭いがする場合があります。身体の清潔を心がけていても、です。汗をかいたまま放置した衣類から臭うケースではなく、汗そのものが臭う場合について。もしかしてそれは体からのサインかもしれませんよ。

内臓の機能が低下している恐れが?!
汗がアンモニアのような臭いがするということは、本来身体の内側で処理されているはずのアンモニアが汗として体外に漏れ出している可能性があります。わたしたちは通常の日常生活を送っている限り、個人差はありますが、ある程度の疲労が蓄積します。この疲労に伴い体内で発生するのが乳酸やアンモニアといった疲労物質です。特にアンモニアは人体に強い疲労感を与え、かつ人体に有害なもの。アンモニアは通常肝臓で代謝され、無毒な尿素となり腎臓でこしとられ尿として体外に排出されます。しかし肝臓や腎臓の機能が低下すると、このアンモニアの代謝・排出のプロセスが上手く機能しなくなります。するとアンモニア臭としてこれが体外に漏れ出してしまうのです。汗がアンモニア臭いときは肝機能の低下、腎機能の低下を気にしてみましょう。

血流が悪化している時も「臭う汗」をかきやすい
よく運動をしない人、タバコを吸う人は体臭がきつくなるといいますが、これは身体の血流を悪化させていることにも起因しているのです。血流の悪化している状態は運動したときと同様で、身体に乳酸やアンモニアといった疲労物質を蓄積させます。蓄積した疲労物質はアンモニア臭のする汗として体外に排出されるのです。だから血流を悪化させる運動不足、喫煙といった習慣で体臭がきつくなるといわれているのです。ちなみに
ストレスでも体臭がきつくなることもよく知られています。

汗のアンモニア臭を防ぐには?
汗のアンモニア臭は未然にある程度防ぐことが可能です。まずは肝機能や腎機能を正常に保つこと。具体的には過剰なアルコール、喫煙を避け、オルニチンやクエン酸といった疲労物質の代謝に寄与する栄養素をとることです。次にアンモニアや乳酸といった疲労物質を蓄積させない生活習慣です。具体的には老廃物排出に寄与するランニングやウォーキングといった有酸素運動、お風呂でじっくりと入浴するなどです。これら習慣により疲労物質は蓄積しにくく、排出しやすい状態とすることができるのです。汗がアンモニア臭いという方はこれらの習慣を意識することからはじめてみてはいかがでしょうか。(キツイ体臭の原因は食生活の乱れかも)もチェックして、食生活にも気をつけてくださいね。

writer:サプリ編集部

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