
<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第6戦PGMシリーズ「Cool Cart CUP」◇26日 事前◇PGMマリアゴルフリンクス(千葉県)◇6327ヤード・パー72>
マイナビネクストヒロインゴルフツアー第6戦PGMシリーズ「Cool Cart CUP」が、いよいよ明日27日(木)から2日間競技で開催される。今季、同ツアーに4戦出場し、3度トップ20に入っている佐々木理乃に好調の要因を聞いた。
佐々木は「5月くらいからクラブを重くし始めて」と話し始めた。もともと「試合が続くのであれば軽いほうがいいかも」と、アイアンにスチールの軽めのシャフトを入れて使っていたが、「思ったよりも速く振れてしまうので、タイミングがバラバラになってしまって……」と、悩みの種になったとのこと。
そこでアイアンのシャフト変更を決意。「アイアンを『850GH neo』のSシャフトから『TOUR105』のRシャフトに変更しました。スイング的にクラブの重さを使って飛ばすタイプなので、今はしっくりきてます。好調の要因はこれかなと思います」と語った。
佐々木は、8月2日(水)から富岡倶楽部(群馬県)にて開催されるプロテスト第1次予選B地区に参加予定。中学から大学卒業まで海外で生活していたため、プロテストはこれが3回目の受験。「同年代が活躍しているので、私も! という思いはあります。ネクストヒロイン(今大会)でトップ10に入って弾みをつけたい」と意気込んでいた。
しかし、今大会のコースは、鬼才と呼ばれるピート・ダイが設計したPGMマリアゴルフリンクス。狙いどころが狭く、グリーンは起伏の激しい“ポテトチップグリーン”となっており、難易度が高い。「攻めるところと無理しないところを見極めて、攻略したいです。アンダーを狙います」。佐々木が難コースで虎視眈々と上位を狙う。(文・杉本夏希)
※ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は将来ツアーで活躍することを目指す、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として2019年に始まった。今シーズンは全15戦が予定されている。出場選手は年間ポイントランキングによるシード、前大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などによって決められる。