リヴァプール、19歳MFラヴィアに約73億円のオファー提示も…サウサンプトンは拒否

 サウサンプトンは、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィアに対するリヴァプールからの最初のオファーを拒否したようだ。25日、『スカイスポーツ』や『アスレティック』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 イングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレン、元同国代表MFジェイムズ・ミルナー、ギニア代表MFナビ・ケイタが昨シーズン限りで退団したリヴァプールは、今夏の移籍市場でアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとハンガリー代表MFドミニク・ソボスライを獲得。しかし、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンとブラジル代表MFファビーニョにサウジアラビア移籍の可能性が浮上していることから、同クラブはさらなる中盤補強を画策している。

 関心が明らかになっているのが、アーセナルやチェルシーも獲得に興味を示す19歳のラヴィア。母国の名門アンデルレヒトとマンチェスター・Cの下部組織で育った同選手は、昨年夏にサウサンプトンに完全移籍加入。昨シーズンはボランチの主軸として公式戦34試合に出場するなど、2部降格の憂き目に遭ったチームで大きな存在感を放った。

 今回の報道によると、リヴァプールはラヴィア獲得に向けて4000万ポンド(約73億円)相当の最初の入札を行なった模様。しかし、サウサンプトン側は同選手の移籍金として総額5000万ポンド(約90億円)を要求しているため、この度提示されたオファーを拒否したようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、ラヴィアがリヴァプールの補強リストの最上位に位置づけられていることを強調しつつ、同クラブが今後も金銭面での合意に向けた努力を続けていく可能性が高いと指摘している。
 
 今夏の移籍市場における“注目銘柄”の1人となっているラヴィア。果たして来る2023-24シーズンは、どのクラブのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。今後の各クラブの動向に注目が集まる。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)