
EFLチャンピオンシップ(英2部)に所属するカーディフ・シティは15日、ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーを2年契約で獲得したことを発表した。
ラムジーは1990年生まれの32歳。ユース時代を過ごしたカーディフ・シティで2006年にトップチームデビューを飾ると、2008-09シーズンにアーセナルへと移籍。アーセン・ヴェンゲル監督の元で徐々に出場機会を得ると、11-12シーズンからは主力として活躍した。2019年にユヴェントスへ移籍した後、レンジャーズ(ローン移籍)とニースを経て、古巣へ復帰を果たした。
ラムジーはクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメント。心のクラブに復帰できたことを素直に喜んでいる。
「やっとここへ戻ってこられて信じられない気分だ。いつの日か戻ってきたいといつも考えていたし、今が完璧なタイミングだった」
「家族とともに顔なじみのいる場所へ帰ってこれたことは素晴らしいし、今はとても嬉しく思っている。長年恋しく思っていたので彼らのもとに戻ってくることは僕にとって重要だった」
「間違いなく僕はカーディフファンだし、ここを離れてからもずっとチームを見ていた。調子を落とした時期もあったけれど、プレミアリーグを戦って大舞台でカーディフという街を背負って立ったり、同様に大きなことを成し遂げたこともあった。一番上の舞台へ戻るためにチームメイトとクラブを助けること、それが僕の目標だ」
「これは過去に何度も言ってきたことだけれど、僕はカーディフに、ファンに、僕が若かったころからクラブにいる全員に大きな借りがある」
「復帰を果たして再びこのチームの一員になった僕にとって、僕たちの目標を達成することができたら、これに勝る感情はないよ」
ローン移籍での在籍を除くと15年ぶりとなる故郷への帰還を果たしたラムジー。クラブのプレミアリーグ復帰に貢献できるか、慣れ親しんだ‟新天地”での活躍に期待がかかる。