C・ロナウド所属のアル・ナスル、新規選手登録が禁止に…過去の移籍金未払いが要因

 サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・ナスルが、新しく選手を登録することが禁止されたようだ。13日、イギリスメディア『BBC』やイギリス紙『ガーディアン』などが伝えている。

 アル・ナスルは今年1月にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと契約したほか、今夏にはインテルからクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチを1800万ユーロ(約28億円)と見られる移籍金で獲得している。

 しかし、2018年にナイジェリア代表FWアーメド・ムサがレスターからアル・ナスルへと移籍した際の移籍金一部に未払いがある模様で、2021年10月に下された判決でFIFAはアル・ナスルが46万ユーロ(約7100万円)をレスターに支払わなければならないことを命じていた。

 2020年10月にムサはアル・ナスルを退団しているものの、同クラブが未だにこれを支払っていないことから、FIFAは「アル・ナスルは現在、未払い債務があるため、新規選手の登録ができない状態にある」と声明を発表した。なお、「関連する禁止措置は、関係する債権者によって債務の解決が確認され次第、直ちに解除される」ことも明らかにしている。

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