早起きは三鳥の得? 『日の出&早朝ゴルフ』というスタイルのススメ!

日の出ゴルフは、日の出と同時にスタートするゴルフのこと。夏の期間だと午前4時台のスタートになります。早朝ゴルフは5時台後半ぐらいのスタートで、ハーフのみのケースもありますが18ホールの場合はスループレーが基本となります。
カレンダーなどに使用されるゴルフコースの美しい画像の多くは、早朝か夕方に撮られたものです。長い影によって、コース内の高低がハッキリと見えます。それらは、そのホールの美しさを演出してくれるのです。普通ならこのようなシーンを見ることが出来るのは、ゴルフコースカメラマンと管理スタッフだけ。しかし、日の出早朝ゴルフなら太陽が出てくれさえすれば見放題です。

偶然が見せる光と影は、ゴルフコースに神様がいることを教えているような神秘なシーン。それを見るだけでも日の出早朝ゴルフに来た甲斐があったと感動できます。

午前中の早い時間、涼しい内にプレーが終了。帰宅して家族サービスをするという人もいます。一日が長く使えるのです。朝露で濡れるのが嫌だという人もいますが、これも慣れればフレッシュで気持ちが良くなります。注意が必要なのは、素早いプレーができない人にはやる資格がないことです。愛好者はハーフを2時間どころか、当たり前のように1.5時間以内でプレーします。

早起きは三文の得という諺がありますが、早朝ゴルフには三鳥の得があるのです。三鳥の『鳥』は一石二鳥の『鳥』なのですけど、ゴルフだけに、三鳥=3バーディ分のお得があると経験的に信じられるようになりました。

日の出早朝ゴルフでは、コーススタッフは最少人数。キャディバッグを自分でカートまで運ぶのが基本で、こういう経験も、実は貴重なのです。普段のコーススタッフの苦労を垣間見ることもできますし、キャディバッグを担いで、歩いてコースに入ってくのはゴルフのスタートとして格別です。この経験をするだけでも、日の出早朝ゴルフの面白さは理解できると思います。

そして、資格として書いたプレーを速くするために必要なのは、無駄な時間を徹底して省くこと。無駄を省く考え方は、ゴルフのストロークを減らす要素にもなります。

三鳥どころではなく、やり方によっては、四鳥にも、五鳥にもなるのが日の出早朝ゴルフ。無視する人の気が知れません。プレースタイルの選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

(取材/文・篠原嗣典)

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