2031年全米オープンは「ホーガンの庭」リビエラCCで開催が決定

現地時間21日(水)、全米オープン選手権を主催するUSGA(全米ゴルフ協会)は、2031年大会をリビエラCC(米カリフォルニア州)で開催することを発表した。同コースでの開催は、1948年以来実に83年ぶりとなる。
前週には同じカリフォルニア州ロサンゼルスの中心地に位置する、ロサンゼルスCCで初の全米オープンが終了したばかり。ロサンゼルスにとっては、またも大きなニュースとなった。ロサンゼルスCCとリビエラCCはわずか8キロしか離れておらず、ともに指折りで、“超”のつく名門コースでもある。

1948年大会を制したのはベン・ホーガンで、優勝スコアは当時の最少スコアとなる276を記録(67年まで破られず)。ホーガンは1947、48年にこのリビエラCCで開催されたPGAツアー「LAオープン」を制したことから、同コースは「ホーガンズ・アリー(庭)」として知られ、今も練習グリーンにはホーガンの銅像が置かれている。現在もPGAツアーが毎年開催され、2月にタイガー・ウッズ(米国)がホストを務める「ジェネシス招待」が行われている。

2031年大会の前には、2026年に「全米女子オープン」が開催される。カレン・バスロサンゼルス市長は「ロサンゼルスはチャンピオンの街として知られている。ロサンゼルスCCでの全米オープンは大成功、USGAが再びロサンゼルスでの開催を選択してくれたことにとても興奮している」とコメントを発表した。(文・武川玲子=米国在住)

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