マンCのペップ監督「“トレブル”達成は星に書かれていた」 去就は明言避ける「答えは言わない」

 マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督が、10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦を振り返った。

 2022-23シーズンのCL決勝に勝ち進んだのは、マンチェスター・Cとインテル。マンチェスター・Cは悲願のCL初優勝およびプレミアリーグ&FAカップと合わせた“トレブル”(三冠)達成を、インテルは13年ぶり4度目のCL制覇を目指した。

 緊迫した展開となった試合は、後半に入ってスコアが動く。68分、マンチェスター・Cは後方からボールを持ち運んだスイス代表DFマヌエル・アカンジがスペースにスルーパスを送ると、抜け出したポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァが中央へ折り返す。ボールはニアサイドでブロックされたが、ペナルティエリア内にこぼれたボールにスペイン代表MFロドリが反応し、右足シュートでゴールネットを揺らした。結局、ロドリのゴールが決勝点となり、マンチェスター・Cが1-0で勝利して欧州王者の座に輝いた。

 試合後、グアルディオラ監督がインタビューに対応。同監督の喜びの声を、11日付けでイギリスメディア『BBC』が伝えている。

 グアルディオラ監督は「疲れているし、落ち着いているし、満足している。勝つのはいつだってとても難しいよ」と、率直な気持ちを述べた。

 同監督にとって、今回の“トレブル”は2008-09シーズンにバルセロナを指揮していた時以来、2度目の達成となる。また、マンチェスター・Cは1998-99シーズンにマンチェスター・Uが成し遂げて以来、イングランド勢で2クラブ目の“トレブル”を成し遂げた。

「(1998-99シーズンにマンチェスター・Uを率いていた)サー・アレックス・ファーガソンと並んだことは光栄だ。今朝、彼からメッセージを受け取ったんだ」

 2023-24シーズンのCL決勝は、2024年6月1日にイギリス・ロンドンの『ウェンブリー・スタジアム』で行われる。マンチェスター・Cで悲願のCL制覇を成し遂げたことで去就が注目されるグアルディオラ監督だが、ジョークを交えつつ明言を避けた。

「会長からは『ああ、来シーズンのCL決勝が行われるのはロンドンだ』と言われたが、私は会長に答えは言わないよ。今は祝う時だ。12日の午後、マンチェスターでコーチ陣とともに(勝利パレードで)3つのトロフィーを手にするのを楽しみにしている」

「それ(“トレブル”達成)は星に書かれていたんだ」

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