
<ボルボ・カー・スカンジナビアミックス 2日目◇9日◇ウルナG&CC(スウェーデン)◇6819ヤード・パー72>
欧州男子ツアーと欧州女子ツアーの男女混合大会は、2日目の競技が終了。同じコースを男女別々のティで1つのトロフィーを争うフォーマットで、日本からは川村昌弘、久常涼、識西諭里の3人が出場している。
川村は連日の「70」でトータル4アンダー・21位タイで予選通過を決めた。久常は3バーディ・1ボギーと2つスコアを伸ばして、トータルイーブンパー・65位タイ。予選カットラインギリギリで決勝ラウンド進出を果たした。
今季から欧州女子ツアーを主戦場としている識西諭里。初日に4オーバー・127位と出遅れ、2日目に挽回したいところだったが、「76」とスコアを落とし、トータル8オーバー・131位タイで予選落ちを喫した。
予選ラウンドを終えてトップに立ったのはデール・ウィットネル(イングランド)。11バーディ・ボギーなしの猛チャージで、自身の欧州ツアーでの最少スコア「61」をマークして、トータル17アンダーまで伸ばし、後続に6打差をつけている。11個のバーディのうち、3メートル以上のバーディパットは2個だけと、アイアンショットが光った。
トータル11アンダー・2位でヤニク・ポール(ドイツ)、トータル10アンダー・3位でリッチー・ラムゼイ(スコットランド)が続く。女子選手のトップはエマ・グレッチ(フランス)とアリス・ヒューソン(イングランド)のトータル5アンダー・13位タイとなっている。
地元スウェーデンのレジェンド、アニカ・ソレンスタムは「81」とスコアを落とし、トータル12オーバーで予選落ち。昨年大会はリン・グラント(スウェーデン)が後続に9打差をつけるトータル24アンダーで圧勝し、欧州男子ツアーの公式競技で初の女性優勝者に輝いている。