
<宮里藍 サントリーレディス 事前情報◇7日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6513ヤード・パー72>
3週前の「ブリヂストンレディス」に続き、今季2試合目の国内ツアーに臨む渋野日向子。2020年にサントリーと所属契約を締結してから初の出場となるため、大きな注目を集めている。渋野自身も「お世話になっているけど、アメリカツアーのタイミングなどもあってこれまで出られなかった。でもアメリカに出る時も温かく送りだしてくれた」と恩義を感じているだけに、その気持ちをプレーのみならず、“別の形”でも表現することを予告した。
サントリーといえば『たえまなく動き、止まらず、育ち、成長していく水のイメージ』という水色(ウォーターブルー)がコーポレートカラー。そして、それをどこかに取り入れてラウンドする意向を、開幕前日の会見で明かした。20年の所属契約会見の席で、ネイルを水色にしていたが報道陣から指摘されなかったという話題を振られると、「確かに!(笑)。見えづらいですからね、なかなか」とニコリ。だが今回は、分かりやすい形で取り入れることが予想される。
本命はやはりウェア。本人も、「そりゃあもちろん(サントリーカラーを考えている)。ネイルとかっていうのは私はあまりおしゃれに興味がないので、あれなんですけど、ウェアとかそういうもので。そうなる(ウェア)でしょう。今まで散々着てるんですけど(笑)」と明言した。例えば、前戦のブリヂストンレディスでは初日に全身水色のパンツスタイルで登場したが、今回はその意味合いはさらに強まる。
「プレッシャーはあまり感じてないけど、あしたからジワジワくるかな」とスタートティでは緊張感も高まりそうだが、「所属選手として出る試合は人生で初の体験なので、けっこう楽しみが多い」と胸も高鳴る。スタート時間はこのあと午前8時5分を予定しているが、その時にどんな装いで登場するのか? それも楽しみだ。