
ミランに所属するイタリア代表MFサンドロ・トナーリが、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチの現役引退について言及した。5日、イタリアメディア『カルチョメルカート』がコメントを伝えている。
ミランは4日、ホームでヴェローナとのセリエA最終節を戦い、ポルトガル代表FWラファエル・レオンの2ゴールなどで3-1と勝利。すでに今シーズン限りでミランを退団することを発表していたイブラヒモヴィッチは、試合には出場しなかったが、試合後のセレモニーで現役を引退することを明らかにした。
度重なる負傷離脱を繰り返しながら、リーダーとしてチームをけん引してきたイブラヒモヴィッチ。そんな姿を間近で見てきたトナーリは試合後、イタリアメディア『DAZN』のインタビューで、同選手の現役引退について言及し、「僕たちは、引退のことを昨日知ったが、精神的な準備をするのは簡単ではなかった。試合のことを考えなければならなかったけど、不可能だった」と驚きが隠せなかったことを明かした。
続けて、「彼は、僕に多くのものを残してくれた。グループでのトレーニングでは、多くのエネルギーを与えてくれたよ。彼は特別な選手で、スタッフ全員の心に残るものを与えてくれた。彼は僕たちのことを知り尽くしているし、今が彼の遺産を残すのにふさわしい時期だということも分かっていたんだろうね」と自身の胸中を明かした。