ついに公式の商品名に!? 「シンカンセンスゴイカタイアイス」話題 “俗称”あえて採用したワケは

東海道新幹線の車内で販売される、カップのアイスクリーム。買ってすぐはスプーンが入らないほど固く「シンカンセンスゴイカタイアイス」と呼ばれていますが、公式の商品名にその名前が登場しているのが発見され、ネット上で話題になっています。なぜこの名前を採用したのでしょうか。

いつのまにか”正式名称”に? 真相は

 東海道新幹線の車内で販売されるカップのアイスクリームは、スジャータが製造しているもので、バニラ味やキャラメルアーモンドプラリネ味などが展開されています。このアイス、買ってすぐだとカチンコチンでスプーンも入りにくいことから、ネット上を中心に「シンカンセンスゴイカタイアイス」などと呼ばれています。

 その”俗称”を最近、商品名として公式が使い始めたことから、SNSなどで話題になりました。販売元であるジェイアール東海パッセンジャーズの通販サイト「JRCP Online Shop」では、怒涛のように並ぶ「シンカンセンスゴイカタイアイス」の文字列。SNS投稿では「マジか」「こんなん笑うやん」などのコメントもあります。 事の真相について同社にたずねたところ、これは通販サイト上で使用される表記で、2022年4月ごろからこの名称で販売しているとのこと。「多くの方にこのアイスが『シンカンセンスゴイカタイアイス』として親しまれていることをふまえ、通販でも購入できることを知っていただけるよう、このような表記を採用しています」と話します。 もともと「スジャータ アイスクリーム」といった、特に何の変哲もない名称であるこの商品。アイデンティティとして『シンカンセンスゴイカタイアイス』が浸透しているため、そちらの愛称を使用することで、商品名でインターネット検索してたどり着きやすくなり、売上にもつながるという「実利」をしっかり見越した戦略なのかもしれません。同様の理由なのか、製造元のスジャータめいらくの通販サイトでも商品名に「【スゴイカタイアイス】」の文言を付け足しています。 ジェイアール東海パッセンジャーズは「皆様に親しまれているこの愛称を、これからも大切にしていきたいと思います」としています。

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