千葉の私鉄で57年 小湊鐵道キハ200形初の展示保存 グランピング施設内の“廃線”に設置

実は地味に廃線があったんです。

グランピング施設で活用へ

 千葉県市原市のグランピング施設「高滝湖グランピングリゾート」を運営するHAMIRU(千葉県市川市)は2023年5月10日、小湊鐵道のキハ200形気動車1両を譲り受け、同施設で展示保存すると発表しました。同日から宿泊者へ公開記念キャンペーンを実施するといいます。

 譲渡された小湊鐵道の「キハ203」は、1963年製造、57年間走り2020年に引退しました。キハ200形は旧国鉄キハ20形に準じつつ、デザインや塗装(ファイアーオレンジとモーンアイボリー)は京成電鉄の赤電3100形電車の影響を受けたものだといいます。 施設内の展示場所にも特徴が。高滝~上総久保間は、高滝ダム建設に伴い1988年に付け替えられており、その旧線上に車両が設置されているそうです。 HARUMIは、「キハ203をきっかけに高滝湖周辺地域をさらに盛り上げるために、展示やイベントの定期開催を実施する予定です」としています。

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