目標は米「アパッチ」トルコ独自の攻撃ヘリが初飛行 将来は強襲揚陸艦でも

心臓部はウクライナ製とか。

運用開始は2025年を予定

 トルコ航空宇宙産業(TAI)は2023年4月28日、独自開発した攻撃ヘリコプター「ATAK-2」の初飛行に成功したと発表しました。 ATAK-2は、2018年からトルコが開発を進めてきたオリジナルの軍用ヘリコプターです。ウクライナ製のターボシャフトエンジンを搭載し、アメリカ製のAH-64「アパッチ」に匹敵する性能レベルを持つの攻撃ヘリコプターとして計画されました。

 トルコは、すでにイタリア製のA129「マングスタ」攻撃ヘリコプターを国内でライセンス生産しており、その技術も開発の下地になっているとのこと。なお今回、初飛行に成功した試作機はウクライナから輸入したエンジンを搭載しているものの、そのエンジンも今後、トルコ国内でライセンス生産する計画で、量産機にはトルコ国内で製造されたものを搭載するとしています。 計画数値は最大離陸重量が約10t、2人乗りで各種兵装を1200kg搭載し、威力偵察や近接航空支援などを担うとされており、空対地だけでなく空対空戦闘も可能な能力が付与されるそうです 運用開始は2025年の予定で、将来的にはトルコ海軍の強襲揚陸艦「アナドル」による洋上運用も計画されています。

【動画】飛んだ! 攻撃ヘリ「ATAK-2」初飛行の様子をムービーで

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