流鉄流山線で7月にダイヤ改正 「減便」の一方で良くなる点も 何が変わる?

江ノ電のダイヤ改正との共通点も。

減便と初電・終電繰り上げを実施

 千葉県流山市の流山駅と千葉県松戸市の馬橋駅を結ぶ流鉄は2023年4月25日、7月1日にダイヤ改正を行うと発表しました。 

 現ダイヤでは平日72往復、土休日64往復が運行されていますが、これを平日64往復、土休日59往復に減便。初電・終電も最大10分繰り上げられます。減便とあわせて各駅での停車時分を増やし、可能な限り終端駅に定時に到着できるようにします。  同社によると、今回のダイヤ改正は、コロナ禍による新しい生活スタイルや働き方が浸透したことによる利用状況の変化を踏まえて実施することになったとしています。  首都圏では流鉄と同じく、線路がひとつの単線で運行される江ノ電も3月に減便ダイヤ改正を実施。理由としてコロナ禍による利用動向の変化と定時制確保をあげています。  単線区間があると、遅延が後続列車だけでなく、対向列車の運行にも影響を与えるため、複線運行に比べてダイヤの回復に多くの時間を要するデメリットがあります。減便によって各駅での停車時分が増えることで、安定輸送という面ではメリットもあるのです。

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