日野の小型バス「ハイエースのエンジン」搭載、販売再開へ リエッセII&トヨタ・コースターも

小型バスはこれで解決?

ディーゼル不正受け販売中止していた「リエッセII」

 日野自動車は2023年3月15日、小型バス「リエッセII」を改良し発売しました。

 同車は一連のディーゼル不正問題を受けて販売を中止していましたが、トヨタが開発する1GD-FTVディーゼルエンジン搭載車について、再開する形です。このエンジンは「ハイエース」や「ランドクルーザー プラド」に搭載されているもの。再販にあたりドライバー異常時対応システム(EDSS)、オートマチックハイビームを全車に標準装備するなどの改良がほどこされています。 もともと「リエッセII」はトヨタ「コースター」のOEMモデルで、前出のトヨタのエンジン搭載車と、尿素SCRシステムを使う日野のエンジン搭載車の2種類がありましたが、後者でエンジン認証申請における不正行為があり、販売を停止していました。今回はトヨタ「コースター」も同時に改良モデルが発売されています。 なお、日野のエンジンについては昨年10月の段階で、必要な燃費改良の目途が立たないことから、他のエンジンを搭載するなどの代替案を検討していくとしています。

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