愛知の「第二新東名」なるか「名古屋三河道路」いよいよルート選定へ 高浜・安城経由

「高速空白地帯」を大幹線へ一気につないでいきます。

伊勢湾岸自動車道とのダブルネットワーク化

 愛知県は2023年2月27日(月)、愛知県南部を東西に貫く新たな幹線道路「名古屋三河道路」の構想について、大まかなルート決定の段階に入ると発表しました。 名古屋三河道路は、伊勢湾岸道や名古屋港から知多市へ入り、東浦・刈谷・高浜・安城などを経由して、岡崎市あたりで東名や新東名へつなぐ、新たな東西軸となる高規格道路です。 このうち、陸部の西半部にあたる知多~西三河の範囲について、大まかなルート帯決定に入ります。ルート帯が決定すれば、いよいよ環境アセスメントや都市計画決定といった、事業化の準備段階の手続きへ入っていくことになります。 ルート帯検討の前段階として、構想段階評価として、地域住民などを対象としたアンケートが実施されます。回答は3月から4月末まで、沿線公共施設だけでなく県のWebサイトからでも受け付けています。 ちなみに、この名古屋三河道路とあわせて検討が進められているのが、東名一宮JCT方面から南下して伊勢湾岸・名古屋港へつなぐ「一宮西港道路」です。2012年には愛知県と名古屋市が「新広域道路交通ビジョン」「新広域道路交通計画」をそれぞれ策定し、これら2路線も計画に組み込まれていました。

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