東京でついに「大型EVバス」初登場 中国BYD製3台 西東京バスが導入

けっこうロングラン路線だぞ!

西東京バス仕様のEVバス登場

 西東京バスは2023年2月21日、大型EVバス(電気バス)3両を導入し3月上旬から運行すると発表しました。東京都内における乗合路線バスでは初の事例だとしています。

 導入されるのは中国BYD製の大型路線バス「K8」。定員81名(座席26、跳上席4、立席50、運転席1)の都市型仕様だといいます。航続距離はエアコン不使用時で220km、急速充電にて3~3.5時間で満タンになるといいます。 五日市営業所に2両、同営業所青梅支所に1両が配備され、あきる野市、檜原村、日の出町、青梅市、八王子市、福生市、羽村市、昭島市といった多摩西部エリアで運用されます。以下のような路線が例として挙げられています。・武蔵五日市駅~数馬、都民の森・武蔵五日市駅~日の出折返場~福生駅・武蔵五日市駅~楢原町~JR・京王八王子駅・秋川駅~(ひよどり山トンネル)~JR・京王八王子駅・小作駅西口~友田~河辺駅南口・小作駅東口~三ツ原循環(東廻り、西廻り) EVバスは災害時などに外部電源を供給する機能もあります。西東京バスは東京電力ホールディングスと連携し、バス営業所へEV各施設を導入し、地域の防災拠点などに活用することや、再生可能エネルギーでの充電なども検討しているということです。 ちなみに、同時期から西武バスも同じ「K8」を東京都清瀬市内などで運行するとしていますが、こちらは埼玉県内の新座営業所に配備されます。

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