
ジュビロ磐田は15日、FWファビアン・ゴンザレスの出場停止期間を発表した。
現在30歳のF・ゴンザレスは2021年1月にアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)から磐田に加入。加入2年目となった昨シーズンは明治安田生命J1リーグで18試合出場6ゴール、YBCルヴァンカップで5試合出場1得点、天皇杯で1試合出場という成績を残した。
同選手をめぐっては、磐田との契約締結前にタイのクラブと契約を結んでいたことが後に判明。FIFAの紛争解決室(DRC)は昨年9月29日付けでF・ゴンザレスに対し、タイのクラブへの約5万ドル(約750万円)の賠償金と4カ月間の公式戦出場禁止の処分を課していた。また、磐田に対しても賠償金の連帯負担および、2度の移籍期間での選手登録禁止処分が下された。
磐田は処分の発表後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への申し立てを行なったものの、昨年12月23日に上訴が棄却されたことを発表。処分を受け入れる方針を明らかにしていた。
この度、磐田はF・ゴンザレスに課されていた4カ月間の公式戦出場禁止処分の適用期間について発表。2022年9月29日(木)~11月5日(土)の38日間および、2023年2月18日(土)~5月11日(木)の82日間が適用されることとなった。これによりF・ゴンザレスは5月11日までに予定されている明治安田生命J2リーグの14試合、YBCルヴァンカップ・グループステージ4試合を欠場することとなる。