アッレグリ監督、途中交代に不満を示したFWキエーザを叱責か…EL・ナント戦を前に諍い生じる

 ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、同クラブに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザを叱責したようだ。12日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 財政難による不正会計で勝ち点「15」の剥奪処分を受けて、大きく順位が後退したユヴェントスは12日、セリエA第22節でフィオレンティーナと対戦した。試合は34分にMFアドリアン・ラビオのゴールで先制に成功すると、最後までこの1点を守り抜き、“ウノゼロ”の勝利。公式戦3連勝を飾り、16日に行われるヨーロッパリーグのナント戦に向けて弾みをつけた。

 先日行われたコッパ・イタリアで準決勝に進出し、まもなく再開を迎えるヨーロッパリーグ(EL)でも優勝を狙うユヴェントス。しかしそんな中で、アッレグリ監督とキエーザの間に諍いが生じているようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、フィオレンティーナ戦で途中交代を命じられたキエーザはピッチから退く際に、不満をあからさまに顔に出しており、その様子はカメラにも捉えられていた。そして、この行動を見かねたアッレグリ監督が、同選手がベンチに戻ってくるや否や、厳しい口調で叱責していたことを報じている。

 セリエA制覇は絶望的になったことで、ELのタイトルは是が非でも手にしたいユヴェントス。プレーオフステージ ナント戦を4日後に控えた中での諍いが、チームに悪い影響を与えなければよいが。

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