
バルセロナがアトレチコ・パラナエンセ所属のU-20ブラジル代表FWヴィトール・ロッキに関心を寄せているようだ。7日、スペイン紙『アス』が伝えている。
今シーズンのラ・リーガで首位を快走中のバルセロナ。久々のリーグ制覇も現実味を帯びてきている同クラブだが、すでに来シーズン以降の戦いに向けてチームの編成を見直しているという。クラブはスカッドの若返りも望んでおり、将来性豊かな若き才能の確保を検討しているようだ。また、チームを率いるシャビ・エルナンデス監督が前線の補強を希望している点も考慮し、クラブは現在若いFWのリストアップを進めているという。
そうした中で名前が挙がったのが2005年2月28日生まれで現在17歳のロッキだ。クルゼイロの下部組織出身の同選手は、昨年1月に16歳にしてトップチーム昇格。公式戦16試合出場6ゴール1アシストという成績を残すと、同年4月にアトレチコ・パラナエンセに完全移籍で加入した。2022シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで29試合出場5ゴール、コパ・リベルタドーレスで7試合出場2ゴールをマーク。また、U-20ブラジル代表としてはここまで公式戦9試合出場6ゴール2アシストという成績を残している。
報道によると、バルセロナはロッキを新戦力の有力候補の一人としてカウントしており、夏の移籍市場での獲得に照準を合わせているという。ロッキに対してはレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)からの関心も噂されているが、バルセロナは同選手との契約に強い意志を示しているようだ。バルセロナは今後もロッキの動向を注視していくものと見られている。
ブラジル国内での注目度も高く、一部では”神童”とも称されているというロッキ。果たしてバルセロナは夏の移籍市場で獲得に乗り出すのだろうか。