ウクライナ国民の命を救うため 日本製救急車を寄贈 元は三重県の車体

兵器を供与するだけでなく、こうした協力の仕方も。

関係者いわく「ウクライナへの配送はあと8台」

 日本ウクライナ友好協会(以下KRAIANY)は2023年2月2日、ウクライナへ送られる予定の1台目となる救急車を三重県の消防組合から受け取ったとして、その引き渡し式典の様子を公式Twitter(ツイッター)で公開しました。

 救急車を寄付したのは紀勢地区広域消防組合で、当該車両は元々、三重県大台町にある奥伊勢消防署で使われていたもの。式典にはKRAIANYや消防職員のほか、パートナー団体として活動するNPO SunPanSa(サンパンサ)の関係者も出席したそうです。 KRAIANYのツイートによると、ウクライナでは交通や電力といったインフラ設備のほか、医療機関も攻撃されていることから、救急車が不足する状態が続いているそう。寄付された車両は早ければ2月末に日本を出発し、春先にはウクライナ国内のNPOを通して現地で人道救援に活用されるとしています。 なお、KRAIANYの一員として活動する片岡ソフィヤさんは、自身のツイッターで「現地への配送は残り8台分確保できています。多少の不備であれば現地で修理可能なので、日本では車検切れなどで廃車予定のものを中心に探しています」と活動への理解・協力を呼びかけています。

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