東京・千葉県境「橋空白地帯」に念願の架橋へ「旧江戸川橋梁」ついに事業着手

行徳駅から江戸川区内が徒歩圏内となります。

いよいよ工事に向けて本格着手

 東京都は2023年1月31日(火)、江戸川区と千葉県市川市をむすぶ新たな旧江戸川の橋「旧江戸川橋梁(仮)」の建設について、東京都側工区を事業着手したと発表しました。いよいよ工事に向けて動き始めます。 江戸川区と市川市は旧江戸川によって隔てられており、ここに架かる橋は今井橋しかなく、東京メトロ東西線行徳駅から都営新宿線瑞江駅方面の直接的な行き来はできず、分断状態となっています。そのため1967(昭和42)年までに両岸で都市計画決定済みとなっていましたが、長らく事業化に至らないままでした。 旧江戸川橋梁は、JR常磐線の金町駅からまっすぐ南下してくる「柴又街道」の延長線上として、南篠崎町から行徳駅までを直結。そのまま首都高湾岸線側道の千鳥町方面に至ります。 橋が開通することで、両岸地区間の移動が生まれるほか、慢性的な混雑状態になっている国道357号の湾岸道路や、朝夕を中心に混雑する浦安橋の交通を北側へ分散するネットワークも確立されます。 千葉県側でも事業評価の結果で「2022年度に事業着手する」としており、追って発表があるものと思われます。 今後、2031年の完成をめざして、用地取得や測量設計が進められていきます。

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