ハフェルツ、チェルシーでの将来は不透明? CL出場権逸なら移籍の可能性も

 チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハフェルツが、2023年夏にチェルシーから退団するかもしれないようだ。26日、ドイツメディア『スカイ・ドイツ』のフロリアン・プレッテンバーグ記者が伝えた。

 同氏によると、ハフェルツのチェルシーでの将来は不透明であり、2023年夏の移籍市場で退団を決意する可能性もあるとのこと。今年の5月や6月が去就を決める重要な月になるかもしれないと報じている。

 また、ハフェルツにとってチャンピオンズリーグ(CL)が重要事項であるとのこと。すなわち、その出場権を逃した場合には退団の可能性が上がるとも考えられる。なお、同選手の移籍にかかると想定される移籍金は6000万ユーロ(約84億円)前後と見積もられており、これにボーナスが付帯する可能性についても、プレッテンバーグ記者は言及した。

 ハフェルツは現在23歳。レヴァークーゼンの下部組織出身で、2016年からトップチームでプレーしている。2020年夏の移籍市場でチェルシーに移り、加入1年目のCL決勝で決勝点を決める活躍ぶりを見せた。本職はトップ下ながら、トーマス・トゥヘル体制以降はセンターフォワードでの起用も増えている。今季はプレミアリーグで19試合に出場し、5得点1アシストをマークしている。ドイツ代表では2018年9月にデビューし、33キャップを記録。FIFAワールドカップカタール2022にも2試合に出場し、日本代表との初戦では79分までプレー。コスタリカ代表戦では2ゴールを決めた。

 現行契約は2025年夏までとなっているハフェルツ。加入から3年というタイミングで再び移籍を決断するのか。

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