エヴァートン、ランパード監督の解任を発表…8戦未勝利で降格圏19位

 エヴァートンは23日、成績不振によるフランク・ランパード監督の解任を発表した。

 エヴァートンはプレミアリーグ第21節終了時点で降格圏の19位。直近8試合は2分6敗と勝ちがなく、シーズン半ばでの監督交代に踏み切った。なお、後任は未定で、新監督が決まるまではU-21チーム監督のポール・テイト氏、U-18チーム監督のレイトン・ベインズ氏のもとでトレーニングを行う。

 現在44歳のランパード氏は、現役時代にチェルシーやイングランド代表で活躍。ニューヨーク・シティで現役引退後、ダービーで監督キャリアをスタートし、2018-19シーズンの2部チャンピオンシップでは昇格争いを演じた。

 2019年夏、監督としてチェルシーに復帰。1年目は補強禁止処分を受けたなかでメイソン・マウントら若手を抜てきし、チャンピオンズリーグ出場権の獲得に成功した。しかし、2シーズン目は大型補強を行いながらも結果が出ず、2021年1月に解任された。

 2022年1月にエヴァートンの監督に就任し、1年目はギリギリでプレミアリーグ残留を掴み取った。今季はここまでわずか3勝しか挙げられておらず、2024年夏の契約満了を前に『グディソン・パーク』を去ることになった。

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