
ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)が、ウェストハムからイングランド人DFクレイグ・ドーソンを完全移籍で獲得した。22日、両クラブが公式サイトで発表した。
ウルヴスとドーソンは2025年夏までの2年半契約を締結。背番号は「15」となる。イギリスメディア『BBC』によると、ウルヴスがウェストハムに支払う移籍金は330万ポンド(約5億3000万円)となる。
1990年5月6日生まれのドーソンは、ウェスト・ブロムウィッチやワトフォードなどでも活躍。2020-21シーズンからウェストハムでプレーしていた。プレミアリーグでは通算246試合に出場している。
ウルヴスは昨年夏の移籍市場でもドーソンの獲得を目指していたが、ウェストハムが後釜を見付けられずに移籍は破談に。半年越しの移籍が実現した同選手について、マット・ホブスSD(スポーツ・ディレクター)は次のようにコメントしている。
「私たちは夏にコナー・コーディやロマン・サイスら何人かのリーダーを失った。今のセンターバックは年齢だけでなく、プレー経験も浅い選手が多い。クレイグの経験はピッチ内外で彼らの助けになるだろう。彼は私たちのチームにとって非常に良い選手となり、若いセンターバックが多くを学ぶ相手となり、そうした選手たちの成長を助けてくれるだろう」