チェルシーと痛み分けも…クロップ監督は前を向く「進歩が見られた」

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、21日に行われたプレミアリーグ第21節のチェルシー戦を振り返った。21日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ9位のリヴァプールは10位のチェルシーをホームに迎えた。今シーズン、共にリーグ中位に沈んでおり、不振に陥っている名門同士の一戦。試合は、4分にコーナーキックからこぼれ球をカイ・ハフェルツに押し込まれてゴールネットを揺らされるが、オフサイドの判定で取り消しに。その後、一進一退の攻防が続き、0-0のまま試合は終了。両者、勝ち点「1」を分け合う結果となった。

 試合を振り返ったクロップ監督は、「前半、後半共にスタートは良かったと思う。しかし、もっとこれを続けていかなければならない。今日のパフォーマンスは小さな一歩を踏み出せたと言えるものだった。前節のブライトン戦(0-3で敗戦)から間違いなく、進歩が見られた。これらのことはポジティブなことだし、先に進んでいけると思う」と手応えを語った。

 この試合、プレミアリーグ初先発を果たして82分までプレーしたU-18スペイン代表MFステファン・バイチェティッチについてクロップ監督は、「18歳の彼は、並外れた存在だ。上手くやっているし、それは明確だと思う。しかし、注意して欲しかったのはイエローカードをもらったことだった。疲れもあったし、全て彼の責任というわけではないが、カードには気を付けて欲しかった。それでも、彼は本当に素晴らしかったよ」と改善を求めたものの、賛辞を送った。

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